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まるでラピュタの世界!一度は行っておきたい世界遺産モン・サン=ミッシェル

フランスに行くなら是非とも行っておきたいモン・サン=ミッシェル。私も観光で訪れた時には感動しました。まるで天空の城ラピュタです!

以前はそうでもなかったようですが今は、ここを訪れる観光客4人に1人は日本人というほど日本人観光客に人気のスポットです。現地の人に聞くと、ここ3年ほど前から日本人観光客が多いとの事。(2017年5月現在)

ひとたび島に入場すると街があるのですが、そのメインストリートである"グランド・リュ"にあるお土産屋さん?の看板に日本語が書かれているのには驚きましたね。

また、アイスクリーム屋さんの店員が日本語で「こんにちは!アイスクリームはいかかですか?」と日本語を話すのにも驚きです。「どんだけ日本人来てんだよ!?」って感じですよねw

【世界遺産】モンサンミッシェルとは?

モンサンミッシェルの画像

(↑実際に私が撮った画像。無断転載禁止。)

フランス西海岸に位置するモン・サン=ミッシェル。サン・マロ湾に浮かぶこの島はカトリックの巡礼地(修道院)となっており、1979年に世界遺産(ユネスコ)に登録されています。

現在は橋が架かっており、専用のバスで島の近くまで行けますが大昔、カトリックの巡礼者達がここを訪れる際は、潮の引いた海を歩いて渡って来た訳です。しかしこの海は潮の流れが早く、満ちてくる時も物凄い勢いで海水が流れてくるので多くの巡礼者達が命を落とした。まさに命懸けで渡っていたのだ。

要塞「モンサンミッシェル」

高い城壁が特徴のモンサンミッシェルだが、これは要塞として機能していた名残である。イギリスとの間に位置するモンサンミッシェルは、かつて(14世紀頃)フランス対イギリスとの百年戦争時には奇跡的にイギリスの猛攻を耐え抜き、イギリスの手に落ちることはなかった。強固な要塞なのである。

【名物】フワフワ食感のオムレツ!

モンサンミッシェルの名物料理で"オムレツ"があるのだが、これは「命がけで渡って来て体力を消耗した巡礼者達に栄養のあるものを食べさせたい」という思いから生まれたものだ。

モンサンミッシェル名物オムレツ発祥の店メール・プラール

モン・サン=ミッシェルの名物オムレツ発祥の店「メール・プラール」です。

作り方はシンプル、卵3個くらいの量を思いっきりかき混ぜ、メレンゲ状にしそれを焼いたもの(バターも入っている)。特に味は無い。表面は卵焼きで中は泡泡でフワフワだ。もしも「食べてみたい!」という方はクックパッドに作り方があるのでトライしてみるといいだろうw

「モンサンミッシェル風  オムレツ  レシピ」と検索すればいっぱい出てくるw

モン・サン=ミッシェルで出逢う!フランスの国民的ヒロイン

さて、通りの中程にある教会「サン・ピエール教会」の入り口にはフランスの国民的ヒロイン、ジャンヌ・ダルクの像が建っている。

サン・ピエール教会のジャンヌダルク

彼女がこの教会と特別な関係がある訳では無いが、ジャンヌダルクはイングランドとの戦いでフランスを勝利に導いた英雄。彼女は「イングランドを倒しフランスを勝利に導け」という大天使ミカエルからのお告げを聞いたことから軍人となる。

まぁ〜いろいろあって最後には異端のレッテルを貼られ処刑されるのだが、死後(500年後)ヴァチカンにより彼女はカトリック教会の聖人となる。なのでフランス各地で彼女の石像がある。詳しくはご自身でググって下さいなw

モン・サン=ミッシェルは大天使ミカエルのお告げから作られた!

モンサンミッシェル建設はその近くに住む司教の夢に大天使ミカエルが出てきた事に始まる。「あの山に聖堂を建てなさい!」と夢でミカエルに言われた司教は「単なる夢だ」と信じなかった。再び夢でミカエルからお告げをされるが行動しない司教。

3度目の夢で大天使ミカエルは行動を起こす。司教の額を指でメッチャ押さえつけ「さっさと建てろ!」とお告げをした。

翌朝、司教が自分の額に親指の跡がある事に気付き「あれ!?夢じゃ無い!!マジなヤツや!」って事で建設を始める事になったのだ。

大天使ミカエルのお告げ

(↑その夢の状況を表した石版)

モンサンミッシェル頂上からの景色は絶景!

モンサンミッシェルの頂上広場。

モンサンミッシェル頂上画像

あの塔の上には金色の大天使ミカエルの像があるんです。この頂上からの景色がまた絶景。

モンサンミッシェル周囲の海と橋の画像

モンサンミッシェルは孤島になっているので、周りは海や平野、地平線が見えます。周囲に高い建物など無く、こんなにも自然が広がっている風景なんて日本じゃ中々見れません。感慨深いものを感じます。あの橋の架かっていない時代にはこの海(沼地)を歩いて渡っていたなんて凄い度胸がいります。

モンサンミッシェル周囲の海の画像

塔のてっぺんには金色のミカエル像がありますが、塔の出口にも大天使ミカエルにも石像があるので写真が撮れます。

大天使ミカエルの石像

モン・サン=ミッシェルの周囲を歩くツアーもある

島に入場して左側にあるOfficeの看板があるところではモンサンミッシェルの周囲を歩くツアーの受付も行なっています。但し、潮の満ち引きの関係で歩ける時間帯があるので受付して直ぐ(当日)にツアーができる訳ではありません。確認はOfficeで。

※ガイド無しで周囲を歩くことは禁じられています。決して一人で歩かないように。底無し沼になっているところがあるのでガイド無しでは危険です。ここで何人もの巡礼者が亡くなっているのです。

滞在される方の特権!夜の幻想的なモン・サン=ミッシェル見学!

島の近くにはホテルも有り。滞在される方は夜の幻想的なモンサンミッシェルも見たほうがいいですよ!中には入れない(時期によるが18時〜19時には閉館する)がバスで島の近くには行ける※夜11時頃が島から出るバスの最終運行時間。

日帰りツアーもあり多くの方が明るい時間のモン・サン=ミッシェルしか見ていないことが多いので夜景はプレミア物!

ちなみにフランスは4〜9月は日が長いので、夜9時前までは全然明るい。私が行った時期は5月だが、夜の9時半〜10時前に日が落ちたかな〜w

フランスで夜景を見たり撮ったりするなら遅くまで起きる根気が必要です。

ハネムーン旅行ならモン・サン=ミッシェルでフォトウェディングプラン&結婚承認証を取得するプラン!

世界遺産モンサンミッシェルに、二人の婚姻を認めてもらい証を残すことができる!司祭が婚姻を承認し、その証として承認証を発行してもらえるプランがあるのだ!ハネムーン旅行なら是非オプションとして入れておきたいところだ!

※旅行前に事前に申請が必要。ツアーなら旅行会社に言えば手続きをしてくれるだろう。料金は1万円前後とそんなに高くない。ちなみに、司祭に会って何らかの儀式をして…というものではない。承認証が貰えるというだけなので、みんなに注目されてどうこうではない。大勢の人に注目されたいのであればフォトウェディングプラン(貸衣装有り)もあるよ♪料金要確認。

世界遺産でフォト・ウェディング - モンサンミッシェル

結婚承認証を取得する際に二人が書く書類があるのだが、これはモンサンミッシェルに保管される。再度フランス旅行などでモンサンミッシェルを訪れる場合、必要な手続きをすれば閲覧する事が可能。

 

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※当ブログの画像は筆者が現地、旅行先で実際に撮影した物です。無断転用、転載を禁止しております。ご注意下さい。

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